Q&Aについて
Q 発表会について、詳しく知りたいです。
発表会は、毎年だと準備が大変なことを考えて2年に1度で行っています。
2008年第1回「勉強会:レパートリー研究」
2010年第2回「発表会:小品くるみ割り人形(抜粋)」
2012年第3回「発表会:小品・ドン・キホーテ(抜粋)」
2014年第4回「発表会:小品・シンデレラ(抜粋)」
2016年第5回「発表会:小品・コッペリア(抜粋)」
2018年第6回「発表会:小品・海賊(抜粋)」
2021年第7回「プレ発表会:小品・レシルフィード(抜粋)」
2023年第8回「発表会:小品・ラ・フィーユ・マル・ガルデ(抜粋)」
参加費については、出演する作品数・役柄によって多少異なりますが3~5万円です。
他、使用する舞台衣裳代やバレエ用品等の実費がかかります。
『バレエはお金がかかるから・・・』のご意見も多く、なるべくご負担を減らしたいのですが、舞台裏が騒然となるような危険な状況は避けたいこと、毎回スタジオが赤字を抱えるのは困ってしまうので・・・ギリギリの予算設定で運営して今日に至っています。
それでもやはり、子ども達の2年は多くの変化をもたらすので、別の形での発表が可能になるよう模索しています。
第2スタジオとして利用させていただいている『スタジオ末田』にて、春休み・夏休み・クリスマス会にスタジオ・パフォーマンスを行っています。
バレエは芸事なので、多くの皆様に観ていただくためにあるものです。
そのための練習を積むことは大きな意味・意義を持っていますし、目標を持ち、切磋琢磨していく日々が成長に結びついていく・・・と思っています。
また2018年に、岩槻音楽舞踊連盟に加盟し、連盟主催の『ひなの里・秋の音楽祭』をはじめ、関連のイベントに参加が可能となりました。
Q 体がかたいのですが、バレエをやれば体はやわらかくなりますか?!
『体のかたい・やわらかい』は骨格・筋肉の付き方、生活習慣によるものなので個人差があります。
正しい体の使い方、ストレッチの仕方はレッスンで紹介していますので、各々トレーニングを重ねていけば変化が訪れてきます。
凝り固まった体をほぐし、正しい運動機能を整えるためには、筋肉痛や錆落としのような痛みも伴いますが、継続していくと体が軽く感じられたり開放感を味わうことができるようになりますので・・・途中で諦めてしまわずに・・・少しずつ。
長い目で継続していただきたいと思います。
Q バレエに興味はありますが・・・レオタード姿に抵抗があります。
『こどもクラス』に関しては、体の軸を本人が確認・微調整できるよう、レオタード&タイツでのレッスンです。
成長期の子たちにはスパッツ等の着用も可にしています。
ほかの理由でレオタード姿に抵抗がある場合はご相談に応じます。
『おとなクラス』では稽古着はご本人の希望にお任せしています。
Q 順番やステップが覚えられません・・・才能がないと感じます。
最初からしっかり覚えられる方もいますが、だんだんと出来る様になる事ですから、落ち込む必要はありません。
芸事に大切なのは才能より努力が続けられるかどうか、だと思います。
私がバレエを始めたのは小4の終わりでスタートが遅かったので、最初のうちはまったく順番もステップも覚えられず・・・自分よりも年下の子たちが簡単そうに踊る姿を見て、愕然・・・。
レッスンが終わる度、家に帰るとお風呂でひっそり涙していた感じです。
その悔しさを次への集中力に変え、ステップをひたすら繰り返し練習・・・だんだんと出来る事が増え、やる気に変わっていったように思います・・・。
物事には順序と秩序があるのだと、考え方・捉え方の仕組みを覚えたのも、この頃のバレエがきっかけだったように思います。
今は何でも簡単に手に入る世の中で・・・すぐに結果に繋がることを望む傾向が強くあるように感じますが、今も昔も、小さなことの積み重ねが大きな成長につながる事は多々あると私は思います。
「出来ない!」と嘆く事は、次へのステップアップに必要な事!とお考えください。
出来ない部分やわからない部分はそのままにせずにどんどん質問してくださいね。
Q お休みしたレッスンを振替できますか?
『こどもクラス』に関しては、身体の成長を見守りながらレッスンを進めたい事や、レッスンの習慣化が重要なため、お月謝制できちんと来ていただくのを基本としてきました。
現在は、コロナ禍でのレッスンのため、チケット制に移行し、有効期限内でレッスン回数をコントロールできる形にしてあります。
『おとなクラス』は、お仕事やお子様のご都合もあるので、従来よりチケット制です。何事も『継続は力なり!』ですので、予定を調整しながら10回チケットを3ヶ月以内で利用できる位の頻度は保ってくださいね?!とは願っています。
Q トウシューズはいつ頃から、はけますか?
トウシューズは足の負担が大きいので一言で『いつから』と言えません。
それぞれの心身の条件、レッスン頻度をみてお声掛けしています。
『こどもバレエ』では、3~4年生頃から検討しますが、柔軟性・筋力のバランスをみて少しずつのスタートです。
本格的にトウで踊るのは5~6年生からですが、無理をすれば即、ケガにつながりますのでレッスンがお休みがちだったり、柔軟を怠っている等が見られる場合、また成長期のトラブルが見られる場合は、ストップさせていただく事にしています。
『おとなバレエ』では、経験年数・レッスン頻度をみて、ご希望を伺いながら少しずつ加えていきます。
繰り返しますが、足の負担が大きいので様子を見ながら進めていってくださいね。
Q プロのバレリーナになりたいのですが?
バレエは芸事、そして伝統芸術の産物ですから、きちんと正しくレッスンを積んでいかなくては美しいライン・テクニックは手に入りません。芸事である以上、どれだけやっても『これで良し!』とされる終点がないのが芸事だと私は思っています。
『プロのバレリーナ』になるということは、本人の才能・条件+αの努力が必要になっていきます。
それでも『運や巡りあわせ』がなければ・・・実現が難しい。それが、シビアな芸事の世界だと感じます。
世界各国の多くのバレエ団はオーディション制、テスト形式で昇進していくシステムで成り立っています。
チャレンジしたい子達に情報の提供やお手伝いはできる限りしていきますが、結局は本人次第・・・です。
どこへ行ったとしても、大切なのは踊る事への情熱と日々の努力だろうと思います。
子ども達がどこへ出ても困らないようにできる限りの事はしていきたいと思っています。
Q 他のジャンルのダンスにも興味があります・・・。
本人がやる気を示しているのなら他のジャンルをやってみる価値があると思いますが、年齢が低いうちは、他ジャンルとの踊り分けがコントロールできずに上達が遅れ気味になる事もあります。良い時期は、4~5年生くらいからは、どんどんトライしてみたら良いと思います。実際、私の留学先では、初等科(小4・10才~)入学後、クラシックはもちろん、モダンダンス、コンテンポラリーダンス、ジャズ、演劇の授業も多種多様にありました。マシェリでもルルべ&アラベスククラスでは、ジャズダンスやモダンダンス、コンテンポラリーダンスに興味のあるお子さんが多くいる場合は、レパートリークラスを設定、同時進行の形を模索しています。是非チャレンジしてみてくださいね♪
Q 芸術スポーツをやっていて・・・バレエが必要な気がします・・・。
体操、新体操、アイススケート、シンクロ、チアリーディング・・・芸術スポーツと呼ばれる分野での日本選手の活躍が目覚ましい今日となりました。
私の母校である日本女子体育大学は、そうした芸術スポーツの教育にも貢献してきた大学です。
美しさの源にやはりバレエは欠かせない、というのがどの芸術スポーツにも定説化されてきています。
近年では、水泳や陸上、サッカーの選手のトレーニングメニューにも基本的なバレエの動きが取り入れられているそうです。
バレエはグループレッスンで行うので、競技選手の皆さんにとって日々の練習と勉強の両立、更に+αのバレエはなかなか加えにくいのが現実のようです。
それでもなお・・・という方にはご相談に応じて、個人レッスンの対応もさせていただいていますので、ご興味があればどうぞお問い合わせください。